臨床心理士 心理学史:H21-20

日本の心理臨床の発展に大きい業績を残した人物とその内容に関する次の組み合わせの正誤を問う内容になっています。 心理学史の問題は公認心理師でも出題されていますが、本問のような内容は出題されないかもしれないですね。 それでも…

臨床心理士 SCT:H21-26

SCTの解釈に関する問題ですね。 ここまで具体的な問題は、臨床心理士試験でも出たことのは初めてだと記憶しています。 SCTに関する大まかな理解から入っていきましょう。 SCT反応 私はよく人から ― 何を考えているのか、…

Oくんのこと

高校の時、学級日誌に日直が思っていることを書くのがお決まりになっていました。 同じクラスだったOくんの書いた内容が印象的で、今も思い出します。 英語の○○先生は、問題を解くときに「さぁ、この問題をやっつけよう」と言います…

臨床心理士 学習性無力感:H21-1

臨床心理士の問題ですが、ロールシャッハ以外も解いていきましょう(気まぐれ)。 パッと目についた平成21年度の問題からサクサクとやっていこうと思います。 ブループリントの項目を一つひとつ解説していきたい気もするのですが、ど…

苦痛を和らげること

心理的にせよ身体的にせよ、その人の苦痛を和らげるというアプローチは普遍的に見られるものです。 それに特化した技法も開発されているくらいですね。 ですが、苦痛を和らげることが本当に良いことであるのか、ということは考えておく…

臨床心理士 ロールシャッハ:H8-43

ロールシャッハの解釈仮説に関する問題です。 心理学の理論って、どこまでいっても「仮説」にすぎないと思うのです。 自然科学領域の「理論」の枠組みとは大きく異なるように思います。 心理学は、どちらかと言えば、地層学、気象学に…

ハッピーマンデーよりも真ん中のお休みが好き

今日はハッピーマンデー法に拘束されない祝日ですね。 ハッピーマンデー制度とは、国民の祝日の一部を、従来の固定日から特定週の月曜日に移動させた法改正のことを指します。 月曜に移動するという考え方は、アメリカの同様の制度(月…

臨床心理士 ロールシャッハ:H8-31

心理検査がどういった社会的要請のもとに発展してきたかに関しての問題です。 ロールシャッハに関する部分では、ロールシャッハと無意識の理解との関係性を問われています。 ロールシャッハがどのように人格査定をするのか、という基本…