問121はスーパービジョンに関する問題です。
2018-46と2018追加-3で出題がありますね。
過去問の内容で解ける選択肢もあります。
18 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)
問120はカウンセラーが心理支援を続行できないときの対応に関する問題です。
クライエントとどのように別れるかは、クライエントとどのように出会うのか、というテーマと表裏一体です(河合隼雄先生の最後の講演が「初回面接について」であることが思い合わされます)。
クライエントとどのように別れるかは、クライエントとどのように出会うのか、というテーマと表裏一体です(河合隼雄先生の最後の講演が「初回面接について」であることが思い合わされます)。
13 教育に関する心理学+法律
問94は適正処遇交互作用に関する問題です。
元々、クロンバックが実験心理学(処遇の効果のみを問題とする)と相関心理学(個人差の相関関係だけを問題とする)の統合を意図して唱えた概念です。
※クロンバックは、この「適正処遇交互作用」の他に、信頼性係数である「クロンバックのα係数」が有名ですね。
元々、クロンバックが実験心理学(処遇の効果のみを問題とする)と相関心理学(個人差の相関関係だけを問題とする)の統合を意図して唱えた概念です。
※クロンバックは、この「適正処遇交互作用」の他に、信頼性係数である「クロンバックのα係数」が有名ですね。
14 司法・犯罪に関する心理学+法律
問98はハーシの社会的絆理論に関してです。
社会的絆理論は、実は初出ではありません。
2018追加-114において「法務省式ケースアセスメントツール」の背景にある理論として紹介しております。
とは言え、ちょっと触れただけなので難しい部類の問題と言えるかもしれないですね。
社会的絆理論は、実は初出ではありません。
2018追加-114において「法務省式ケースアセスメントツール」の背景にある理論として紹介しております。
とは言え、ちょっと触れただけなので難しい部類の問題と言えるかもしれないですね。
08 発達、障害者(児)の心理学
問110はベルスキーの「親の養育行動の規定因に関するプロセスモデル」に関する問題です。
親の養育行動に関するモデルとしては有名なものですが、突っ込んで学んでいないと把握しづらい概念かもしれません。
親の養育行動に関するモデルとしては有名なものですが、突っ込んで学んでいないと把握しづらい概念かもしれません。
13 教育に関する心理学+法律
問118は出席停止措置に関する問題です。
出席停止に関しては、2018-38の選択肢⑤で少し触れる程度で、2018追加-29の選択肢⑤では明確に解説を行っていますね。
これらの内容を把握しておくだけで解ける問題でした。
出席停止に関しては、2018-38の選択肢⑤で少し触れる程度で、2018追加-29の選択肢⑤では明確に解説を行っていますね。
これらの内容を把握しておくだけで解ける問題でした。
13 教育に関する心理学+法律
問96は生徒指導に関する問題です。
生徒指導の意義を理解するということは、人の成長において「ルール」「枠組み」「他者と同じ活動をすること」がどういう意義を持つかを理解するということにもつながります。
生徒指導の意義を理解するということは、人の成長において「ルール」「枠組み」「他者と同じ活動をすること」がどういう意義を持つかを理解するということにもつながります。
07 社会及び集団に関する心理学
問114は採用面接場面の面接者心理に関する問題です。
確信をもって解くには「面接者の陥りやすい心理」というところを認識しつつ解くことです。
もっと言えば、「採用面接場面で生じ得る心理現象」ではなく「採用面接場面で面接者が陥りやすい心理」を選択するということですね。
確信をもって解くには「面接者の陥りやすい心理」というところを認識しつつ解くことです。
もっと言えば、「採用面接場面で生じ得る心理現象」ではなく「採用面接場面で面接者が陥りやすい心理」を選択するということですね。
17 心理状態の観察及び結果の分析
問88は1歳半の幼児の認知・言語機能を評価する心理検査を選択する問題です。
各選択肢で挙げられている検査は、ほとんどが過去問で扱われたことがあるものです。
唯一、遠城寺式だけが初出になりますから、この機会にしっかりと学んでおきましょう。
各選択肢で挙げられている検査は、ほとんどが過去問で扱われたことがあるものです。
唯一、遠城寺式だけが初出になりますから、この機会にしっかりと学んでおきましょう。
17 心理状態の観察及び結果の分析
問130は田中ビネーⅤに関する問題です。
田中ビネーは療育手帳の判定を行っていた頃に、毎日のように取っていた、私にとって思い出深い検査です(好きとかそういうんじゃないんですけど)。
田中ビネーは療育手帳の判定を行っていた頃に、毎日のように取っていた、私にとって思い出深い検査です(好きとかそういうんじゃないんですけど)。
13 教育に関する心理学+法律
問102は医療機関との連携が必要な事例を見分ける問題です。
本問では「学校での支援」という前提がありますね。
学校の事例で、どういう場合に医療機関との連携が必要になるか、を考えていくわけです。
本問では「学校での支援」という前提がありますね。
学校の事例で、どういう場合に医療機関との連携が必要になるか、を考えていくわけです。
03 知覚及び認知
問81は運動視と関連のある現象を選択する問題です。
公認心理師資格試験ではほぼ初出ですけど、マガーク効果は比較的耳にすることがあったり、変化の見落としは一時期テレビで放送されていたり、マッハバンドは過去問にかすっているなど、実は解く手だてが少なからずある問題です(マガークなんて聞かないし、テレビも観ない!という人もいるかもしれませんけど)。
公認心理師資格試験ではほぼ初出ですけど、マガーク効果は比較的耳にすることがあったり、変化の見落としは一時期テレビで放送されていたり、マッハバンドは過去問にかすっているなど、実は解く手だてが少なからずある問題です(マガークなんて聞かないし、テレビも観ない!という人もいるかもしれませんけど)。
16 心理学における研究、心理学に関する実験
問80は分散分析と帰無仮説に関する理解を問うている内容です。
分散分析もそうですが、帰無仮説に関する理解は心理統計の基礎となりますから、しっかりと押さえておきましょう。
分散分析もそうですが、帰無仮説に関する理解は心理統計の基礎となりますから、しっかりと押さえておきましょう。
02 心理学・臨床心理学の全体像
問78はBPSモデルに関する設問です。
ブループリントにも明確に示されている項目ですから、押さえておきたいところですね。
BPSモデルが提唱された経緯も含めて理解しておくと良いでしょう。
10 精神疾患とその治療
問77は心的外傷的出来事のあとに生じた女児の反応を見立てる問題です。
やや味気ない言い方ですが、事例の文章から「これはこの障害の診断基準に該当する」「これはあの概念のことを指しているな」ということが大切ですね。
少なくとも「典型例を知っている」ということが重要です。
やや味気ない言い方ですが、事例の文章から「これはこの障害の診断基準に該当する」「これはあの概念のことを指しているな」ということが大切ですね。
少なくとも「典型例を知っている」ということが重要です。
12 福祉に関する心理学+法律
問72は虐待の可能性が高いとして一時保護された女子生徒への児童相談所としての対応を問う内容です。
児童相談所職員の職権の範囲を理解していることが大切になりますね。
心理支援では「自分がどこまでできて、どこからはできないのか」をクレバーに把握しておくことが重要になります(もちろん、できないことは知らないという態度はダメですけどね。無い袖を振らないということです)。
児童相談所職員の職権の範囲を理解していることが大切になりますね。
心理支援では「自分がどこまでできて、どこからはできないのか」をクレバーに把握しておくことが重要になります(もちろん、できないことは知らないという態度はダメですけどね。無い袖を振らないということです)。
13 教育に関する心理学+法律
問73はSCとしてのアセスメントにまつわる「初期対応」を問うものになっています。
こういう対応を考えるときには「柔らかなアセスメント」が大切だと思います。
つまり、それを実践するために多くの労力が必要だったり、実践したら「後には戻れない」ようなアプローチは「柔らかくない」ですよね。
いつでも後戻り可能で、柔軟性があり、当人達への心理的圧迫感の少ないアセスメントを、私は個人的に「柔らかなアセスメント」と呼んでいます。
こういう対応を考えるときには「柔らかなアセスメント」が大切だと思います。
つまり、それを実践するために多くの労力が必要だったり、実践したら「後には戻れない」ようなアプローチは「柔らかくない」ですよね。
いつでも後戻り可能で、柔軟性があり、当人達への心理的圧迫感の少ないアセスメントを、私は個人的に「柔らかなアセスメント」と呼んでいます。
15 産業・組織に関する心理学+法律
問74は事例の状況を踏まえた上で、必要な対応を選択する問題です。
各選択肢の是非の理由をしっかりと説明できることが大切ですね。
何となく解かない、ということが試験では求められます。
各選択肢の是非の理由をしっかりと説明できることが大切ですね。
何となく解かない、ということが試験では求められます。
11 健康・医療に関する心理学+法律
問32は日本の保険診療制度に関しての設問です。
恐らくは誰もが利用したことがある制度ですが、意外とお金の動きについては理解していないかもしれませんね。
これを機会に把握しておきましょう。
恐らくは誰もが利用したことがある制度ですが、意外とお金の動きについては理解していないかもしれませんね。
これを機会に把握しておきましょう。
17 心理状態の観察及び結果の分析
問61は適切な検査を選定する問題です。
問60と同様に、過去に出題されている検査ばかりですので、間違えないようにしたいところです。
やはり対象年齢を押さえておくことが大切です。
問60と同様に、過去に出題されている検査ばかりですので、間違えないようにしたいところです。
やはり対象年齢を押さえておくことが大切です。
13 教育に関する心理学+法律
問75は事例の状態に合致する概念を選択する問題です。
この問題では、結果として「努力をしても無駄だと感じて意欲を喪失し、欠席が続いている」を生じさせる概念を限定していくことが求められています。
この問題では、結果として「努力をしても無駄だと感じて意欲を喪失し、欠席が続いている」を生じさせる概念を限定していくことが求められています。
08 発達、障害者(児)の心理学
問15はASDの行動特性を説明する心理学的仮説に関する問題です。
ASDの特性はあくまでも「スペクトラム」で、定型と非定型の境目は明瞭ではありません。
そのことを踏まえ、ASDの特徴を理解しておくことが大切です。
ASDの特性はあくまでも「スペクトラム」で、定型と非定型の境目は明瞭ではありません。
そのことを踏まえ、ASDの特徴を理解しておくことが大切です。
11 健康・医療に関する心理学+法律
問62は臨死の体験をした人の心理状態を理解した上で、その対応を問う内容になっています。
どうやってこのクライエントの心理状態を描き出すか、ということが大変でした。
そもそも「どんなに言葉を尽くそうが描き出せない世界にクライエントは居るのかもしれない」と思うのですけれども。
どうやってこのクライエントの心理状態を描き出すか、ということが大変でした。
そもそも「どんなに言葉を尽くそうが描き出せない世界にクライエントは居るのかもしれない」と思うのですけれども。
登録:
投稿 (Atom)