問7はデータ解析を行う各分析法の特徴の把握を問う内容です。
あまり数字を持ち出して考えてもややこしいので、概念的に理解するということを念頭に置いて説明していきましょう。
10 精神疾患とその治療
問54は二次的外傷性ストレスに関する問題です。
知ってはいるけど、詳しく聞かれるとわかっていない、という概念になるかもしれないですね。
これを機会にしっかりと理解しておきましょう。
知ってはいるけど、詳しく聞かれるとわかっていない、という概念になるかもしれないですね。
これを機会にしっかりと理解しておきましょう。
17 心理状態の観察及び結果の分析
問16は神経心理学的アセスメント、特にそのテストバッテリーに関して問われています。
かなり基本的な内容から、あまり耳慣れない検査バッテリーまで幅広く出題されています。
かなり基本的な内容から、あまり耳慣れない検査バッテリーまで幅広く出題されています。
09 人体の構造と機能及び疾病
問76は糖尿病内科に受診したものの、治療に前向きでない事例への対応について問われています。
こちらは私は午前問題で一番迷った問題でした。
とりあえずまとめたので、解説を述べていこうと思います。
こちらは私は午前問題で一番迷った問題でした。
とりあえずまとめたので、解説を述べていこうと思います。
17 心理状態の観察及び結果の分析
問38は半構造化面接に関する問題です。
過去にまとめている記事があるので、こちらもご参照ください(有斐閣の「臨床心理学」では構造化面接と質問紙法を分けてありますが、実態としては同じものと見なして良いと思います)。
過去にまとめている記事があるので、こちらもご参照ください(有斐閣の「臨床心理学」では構造化面接と質問紙法を分けてありますが、実態としては同じものと見なして良いと思います)。
15 産業・組織に関する心理学+法律
問40は育児休業、介護休業等育児又は家族介護を行う労働者の福祉に関する法律について問うています。
略称は「育児介護休業法」です。
本法の成立・改正には、女性の社会進出、核家族化、少子化、それに伴う労働力不足、高齢化による介護問題、などが関連しておりますね。
略称は「育児介護休業法」です。
本法の成立・改正には、女性の社会進出、核家族化、少子化、それに伴う労働力不足、高齢化による介護問題、などが関連しておりますね。
01 公認心理師の職責
問58は公認心理士養成における実習に関する設問です。
こうした問題に対してついつい何となく回答しがちですけど、カリキュラム検討委員会や公認心理師法第7条に関連する通知の中でいろいろ明示されています。
まずはそこらへんを見ながら解説していきましょう。
こうした問題に対してついつい何となく回答しがちですけど、カリキュラム検討委員会や公認心理師法第7条に関連する通知の中でいろいろ明示されています。
まずはそこらへんを見ながら解説していきましょう。
13 教育に関する心理学+法律
問27は教育学の概念である形成的評価についてですね。
「形成的評価」という用語で辞書等を調べてもヒットしないことが多いですけど、「教育評価」とか「マスタリー・ラーニング」で調べたら出てきます。
「形成的評価」という用語で辞書等を調べてもヒットしないことが多いですけど、「教育評価」とか「マスタリー・ラーニング」で調べたら出てきます。
15 産業・組織に関する心理学+法律
問33はストレスチェック制度、特に事業者に関する事柄を問うています。
労働安全衛生法に基づく制度ですし、実施者として公認心理師も名前を連ねています。
しっかりと把握しておきましょう。
労働安全衛生法に基づく制度ですし、実施者として公認心理師も名前を連ねています。
しっかりと把握しておきましょう。
09 人体の構造と機能及び疾病
問56は女性の更年期障害についてです。
症状を知っておくことで、見立ての誤りを防ぐことができる可能性が高まります。
知っていても、なお見誤ってしまうこともあるのですけど。
症状を知っておくことで、見立ての誤りを防ぐことができる可能性が高まります。
知っていても、なお見誤ってしまうこともあるのですけど。
03 知覚及び認知
問8はプライミングに関する問題です。
プライミング効果については2018追加-136の冒頭で詳しく説明してあります。
過去問を見てもプライミング効果はよく出題されているので、細やかに把握しておきましょう。
プライミング効果については2018追加-136の冒頭で詳しく説明してあります。
過去問を見てもプライミング効果はよく出題されているので、細やかに把握しておきましょう。
12 福祉に関する心理学+法律
問21はマルトリートメントに関する設問です。
マルトリートメント=不適切な養育ということを知っていることが前提ですね。
メディアに友田明美先生が出演されていることも多いので、知っている方も多いかなと思います。
マルトリートメント=不適切な養育ということを知っていることが前提ですね。
メディアに友田明美先生が出演されていることも多いので、知っている方も多いかなと思います。
12 福祉に関する心理学+法律
問20は児童虐待による死亡事例の傾向に関する問題です。
単に統計資料として記憶するのではなく、なぜそのような統計結果が生じるのかを理解することが実際の事例と関わる上では大切なことです。
(※本問は採点除外等の取扱いとなった問題です)
単に統計資料として記憶するのではなく、なぜそのような統計結果が生じるのかを理解することが実際の事例と関わる上では大切なことです。
(※本問は採点除外等の取扱いとなった問題です)
13 教育に関する心理学+法律
問44はスクールカウンセラーに求めらえる役割に関する内容です。
こちらは「児童生徒の教育相談の充実について(報告)」に詳しく示されております。
スクールカウンセラーの役割を問われたときに、まずチェックすべきものですから必ず押さえておきましょう。
こちらは「児童生徒の教育相談の充実について(報告)」に詳しく示されております。
スクールカウンセラーの役割を問われたときに、まずチェックすべきものですから必ず押さえておきましょう。
13 教育に関する心理学+法律
問43は教育基本法に規定されている教育の目標についての内容です。
教育とはどういった営みなのか、に関する法律上の規定ということですね。
教育とは何ぞやということに関しては、学校で勤務する全ての人が考えておかねば(考え続けなければ)ならないテーマです。
教育とはどういった営みなのか、に関する法律上の規定ということですね。
教育とは何ぞやということに関しては、学校で勤務する全ての人が考えておかねば(考え続けなければ)ならないテーマです。
01 公認心理師の職責
問49は多職種チームでクライエントに関わる際の留意点についての問題です。
多職種チームは医療機関で見られることが多いですが、実際には教育と福祉での連携の中で構成されることが多いですね。
要保護児童地域対策協議会などもそのニュアンスがあり、最後に各機関の役割を確認し合って終わるというのが通例です。
多職種チームは医療機関で見られることが多いですが、実際には教育と福祉での連携の中で構成されることが多いですね。
要保護児童地域対策協議会などもそのニュアンスがあり、最後に各機関の役割を確認し合って終わるというのが通例です。
12 福祉に関する心理学+法律
問42は児童相談所の業務内容を問うているものです。
児童相談所は福祉・教育・医療・司法などと関わることが多いので、どの領域にいる支援者でも関わったことが多い機関だと思います。
だからこそ「なんとなくこういうお仕事してるんでしょ」という恣意的な判断をしてしまいがちですが、試験で大切なのは根拠ある解答を導く力です。
児童相談所は福祉・教育・医療・司法などと関わることが多いので、どの領域にいる支援者でも関わったことが多い機関だと思います。
だからこそ「なんとなくこういうお仕事してるんでしょ」という恣意的な判断をしてしまいがちですが、試験で大切なのは根拠ある解答を導く力です。
10 精神疾患とその治療
問57はうつ病によく見られる妄想に関する把握を問うています。
学生時代は「日差し(ひんこん・ざいごう・しんき)が見えない抑うつ妄想」と覚えていました(これは以前にこちらのページに書きましたね)。
不謹慎と知りつつも脳内に刻まれて私を離さないんです、この覚え方。
学生時代は「日差し(ひんこん・ざいごう・しんき)が見えない抑うつ妄想」と覚えていました(これは以前にこちらのページに書きましたね)。
不謹慎と知りつつも脳内に刻まれて私を離さないんです、この覚え方。
01 公認心理師の職責
問50は公認心理師法に関する問題です。
今回の試験ではよく公認心理心理法に関する問題が出ますね。
公認心理師の資格試験で、公認心理師資格の根拠法が出るのは当然と言えば当然です。
今回の試験ではよく公認心理心理法に関する問題が出ますね。
公認心理師の資格試験で、公認心理師資格の根拠法が出るのは当然と言えば当然です。
10 精神疾患とその治療
問30は緊張病の診断基準を押さえておくことが求められている問題です。
各選択肢は精神医学的問題に関する内容ですから、それぞれがどういった状態を指すのか、それを示しやすい病態を把握しておくようにしましょう。
各選択肢は精神医学的問題に関する内容ですから、それぞれがどういった状態を指すのか、それを示しやすい病態を把握しておくようにしましょう。
18 心理に関する支援(相談、助言、指導その他の援助)
問18はフォーカシング指向心理療法に関する問題です(でも答えはフォーカシングじゃない)。
心理療法に関する問題もときどき出題されますね。
ブループリントに各心理療法の明記はありませんが、必ず押さえておく必要がある領域でしょう。
心理療法に関する問題もときどき出題されますね。
ブループリントに各心理療法の明記はありませんが、必ず押さえておく必要がある領域でしょう。
15 産業・組織に関する心理学+法律
問25はローゼンタールの有名な実験についてです。
「Rosenthal」を「ローゼンタール」と読めればパッと思い浮かぶという人も少なくないでしょう(ローゼンソール、と読む書籍も散見されますが)。
「Rosenthal」を「ローゼンタール」と読めればパッと思い浮かぶという人も少なくないでしょう(ローゼンソール、と読む書籍も散見されますが)。
11 健康・医療に関する心理学+法律
問64は身体的・精神的問題が見られない高齢者の「眠れない」という訴えへの助言に関する問題です。
この辺は治療という枠組みではなく、養生という捉え方をしつつ関わることが大切になります。
カウンセラーにとって養生という捉え方は欠かすことはできないものです。
この辺は治療という枠組みではなく、養生という捉え方をしつつ関わることが大切になります。
カウンセラーにとって養生という捉え方は欠かすことはできないものです。
10 精神疾患とその治療
問66は外傷反応を示している女児への対応に関する助言を問う内容です。
事例問題では「合理的にその対応が適切と言える理由」が必ずあります。
決して恣意的に判断するものではないということを自覚し、解いていきましょう。
事例問題では「合理的にその対応が適切と言える理由」が必ずあります。
決して恣意的に判断するものではないということを自覚し、解いていきましょう。
10 精神疾患とその治療
問28はDSM-5の反社会性パーソナリティ障害の診断基準に関する内容です。
反社会性パーソナリティ障害は2018追加-102の選択肢①にちらっと出てきています。
以前、反抗挑戦性障害、素行障害と併せて解説を述べていますのでこちらもご参照ください。
(※本問は採点除外等の取扱いとなった問題です)
反社会性パーソナリティ障害は2018追加-102の選択肢①にちらっと出てきています。
以前、反抗挑戦性障害、素行障害と併せて解説を述べていますのでこちらもご参照ください。
(※本問は採点除外等の取扱いとなった問題です)
10 精神疾患とその治療
問22はDSM-5のPTSDの診断基準を問う設問です。
PTSDに関しては、2018年に行われた2度の試験を踏まえたまとめを書いています。
こちらを把握しておくことで、除外できる選択肢もありましたね。
やはり過去問をしっかりやっておくことが大切です。
PTSDに関しては、2018年に行われた2度の試験を踏まえたまとめを書いています。
こちらを把握しておくことで、除外できる選択肢もありましたね。
やはり過去問をしっかりやっておくことが大切です。
11 健康・医療に関する心理学+法律
問65はそこまで状態の悪くないひきこもり事例、その家族への支援に関する内容です。
ひきこもりにも様々な状態像がありますから、それに沿った対応が重要になります。
一応「こういう状態のときには、こういう対応が良いだろう」というものはあるのですが、それが無数にあるという点が大変なのです。
ひきこもりにも様々な状態像がありますから、それに沿った対応が重要になります。
一応「こういう状態のときには、こういう対応が良いだろう」というものはあるのですが、それが無数にあるという点が大変なのです。
16 心理学における研究、心理学に関する実験
問5は統計用語、特にいわゆる「統制」について問うている内容です。
「統制」という言葉は載っていませんが、「統制」とはどういうことかを理解していることで解きやすくなります。
「統制」という言葉は載っていませんが、「統制」とはどういうことかを理解していることで解きやすくなります。
08 発達、障害者(児)の心理学
問4は知能の客観的観測法(つまりは知能検査)を最初に開発した人物を問う設問です。
そもそも心理学の歴史において、こうした知能の判定が非常に大きなウエイトを占めていた時代がありました。
ですから、歴史の流れとともに覚えておきたいところです。
そもそも心理学の歴史において、こうした知能の判定が非常に大きなウエイトを占めていた時代がありました。
ですから、歴史の流れとともに覚えておきたいところです。
07 社会及び集団に関する心理学
社会心理学における集団での行動にまつわる理論を紹介します。
沢山ありますが、とりあえず流れで覚えておいた方が良さそうなことをまとめて述べていきます。
単独で覚えるよりも、一つの流れとして把握しておいた方が理解しやすいのかなと思います。
沢山ありますが、とりあえず流れで覚えておいた方が良さそうなことをまとめて述べていきます。
単独で覚えるよりも、一つの流れとして把握しておいた方が理解しやすいのかなと思います。
07 社会及び集団に関する心理学
社会心理学の文化的自己観に関して述べていきます。
臨床実践でも文化についてきちんと把握しておくことは大事だと思います。
特に田舎だと、家同士の力関係が子ども同士の力関係とイコールになることも多いですし。
臨床実践でも文化についてきちんと把握しておくことは大事だと思います。
特に田舎だと、家同士の力関係が子ども同士の力関係とイコールになることも多いですし。
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