公認心理師 2018-3

2018年09月09日日曜日

14歳の女子A、中学生。
摂食障害があり、精神科に通院中である。
最近、急激にやせが進み、中学校を休みがちになった。
Aの母親と担任教師から相談を受けた公認心理師であるスクールカウンセラーが、Aの学校生活や心身の健康を支援するにあたり、指示を受けるべき者として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。


事例に見せかけていますが、公認心理師と主治医との連携について問うている問題です。



解答のポイント

公認心理師法第42条第2項を理解しているか。
公認心理師法第42条第2項に係る主治の医師の指示に関する運用基準」を理解しているか。



解答に必要な知識

まずは公認心理師法第42条についておさらいです。

「第四十二条 公認心理師は、その業務を行うに当たっては、その担当する者に対し、保健医療、福祉、教育等が密接な連携の下で総合的かつ適切に提供されるよう、これらを提供する者その他の関係者等との連携を保たなければならない。

2 公認心理師は、その業務を行うに当たって心理に関する支援を要する者に当該支援に係る主治の医師があるときは、その指示を受けなければならない

以前の記事で書きましたが、医師がいても指示を受けなくてよいのは、「要支援者に、心理に関する支援に直接関わらない傷病に係る主治医がいる場合に、当該主治医を主治の医師に当たらないと判断することは差し支えない」という点のみです。

本事例の14歳の女子Aは「摂食障害があり、精神科に通院中」とあります。
上記の「直接関わらない傷病」と捉えることが可能か否かがポイントになりますが、設問中に「最近、急激にやせが進み、中学校を休みがちになった」とあります。
出題者側が、明確に「摂食障害」と「中学校を休みがち」ということを結び付けていると捉えることが可能です。



選択肢の正誤

上記の内容より、正解は「③主治医」となります。
そもそも法律的に、公認心理師が「指示を受けるべき者」とされているのは、主治医以外おりません。

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小学校~大学までの教育領域で臨床活動をしています。また10年以上、臨床心理士資格試験対策の勉強会に携わってきました。
このブログでは公認心理師および臨床心理士の資格試験に向けた内容をアップしていきます。時々、コラムや読書録なども。

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