公認心理師 2018-1

2018年09月09日日曜日

サイコロジカル・ファーストエイドの活用場面を選ぶ問題です。
この分野は複数出ましたね。
やはり緊急支援は重要な領域と認識されているのでしょう。



解答のポイント

サイコロジカル・ファーストエイドが何かを理解していること。


解答に必要な知識

サイコロジカル・ファーストエイド(Psychological First Aid:PFA)は、災害やテロの直後に子ども、思春期の人、大人、家族に対して行うことのできる効果の知られた心理的支援の方法を、必要な部分だけ取り出して使えるように構成したものです。

PFAは、トラウマ的出来事によって引き起こされる初期の苦痛を軽減すること、短期・長期的な適応機能と対処行動を促進することを目的としています。

その原理および手法は次の4つの基本的規格を満たしています。

  1. トラウマのリスクと回復に関する研究結果に合致する
  2. 災害現場への適用が可能で、実用性がある
  3. 生涯発達の各段階に適切である
  4. 文化的な配慮がなされており、柔軟に用いることができる


PFAでは、被災した人やその出来事の影響を受ける人々が苦しめられるのは、広範囲わたる初期反応(身体的、心理的、行動上、スピリチュアルな問題)であるという理解に基づいています。

サイコロジカル・ファーストエイドの対象は、災害やテロに遭った子ども、思春期の人、親(保護者)、家族、大人に対して用いるために考案された介入法です。
災害救援者やその他の支援者に対しても、用いることができます。


選択肢の正誤

上記の内容から考えて、①インテーク面接、②予定手術前の面接、③心理検査の実施場面、⑤スクールカウンセリングの定期面接、のいずれも該当せず、答えは「④事故現場での被害者の救援」と考えられます。


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小学校~大学までの教育領域で臨床活動をしています。また10年以上、臨床心理士資格試験対策の勉強会に携わってきました。
このブログでは公認心理師および臨床心理士の資格試験に向けた内容をアップしていきます。時々、コラムや読書録なども。

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