公認心理師 2018-38

2018年09月30日日曜日

いじめ防止対策推進法(以下、法)の内容に関する設問です。
2011年に起こった大津市中2いじめ自殺事件が2012年になって発覚して、大きく取り上げられたことが契機となりました。
2013年6月28日に与野党の議員立法によって国会で可決成立し、同年9月28日に施行されています。

公認心理師 2018-37

2018年09月28日金曜日

仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章(以下、憲章)についての設問です。
内閣府のホームページから詳しい内容を見ることができます。
そこに示されている内容は以下の通りです。

公認心理師 2018-36

2018年09月28日金曜日

問題行動を起こした児童生徒への学校における指導に関する設問です。
不適切なものを選ぶ問題ですね。

こちらの問題は「生徒指導提要」を把握していることが求められているように思えます。
生徒指導提要とは、生徒指導の実践に際し、教員間や学校間で教職員の共通理解を図り、組織的・体系的な生徒指導の取組を進めることができるよう、生徒指導に関する学校・教職員向けの基本書として、小学校段階から高等学校段階までの生徒指導の理論・考え方や実際の指導方法等を、時代の変化に即して網羅的にまとめたものです。

公認心理師 2018-71

2018年09月27日木曜日

非行傾向がある生徒が窃盗事件を起こした際のSCとの面接での対応に関する設問です。
面接時には素直だったクライエントが、あとで拒否反応を示しているという事例です。

一応、考えていく上でSCが面接中に不信感を募らせる対応をして、そのことにSC自身が気づいていないという場合は無いものとします。
以前書きました解説について、コメントから有力な情報をいただき、それをもって修正いたしましたのでお知らせします。

「学習成果を高めるために効果的な学習者の解釈」を選ぶ問題ですが、選択肢③(努力に帰属)と選択肢④(学習方法に帰属)のいずれかで決めきれずにおりました。

感覚的には選択肢④なのですが、理論づけて結論を出せずにおりましたところ、コメントをいただき、それを受けてこのように修正しました。
ご確認いただけると幸いです。

公認心理師 2018-34

2018年09月25日火曜日

自殺対策におけるゲートキーパーの役割についての設問です。

ゲートキーパーは、自殺の危険を示すサインに気づき、適切な対応(悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞いて、必要な支援につなげ、見守る)を図ることができる人のことで、言わば「命の門番」とも位置付けられる人のことです。
厚生労働省のホームページに詳しい記載があります。

公認心理師 2018-32

2018年09月25日火曜日

注意欠如多動症/注意欠如多動性障害(AD/HD)の診断や行動特徴に関する設問です。
不適切なものを選ぶ問題ですね。

ICD-10およびDSM-5を押さえておくことが重要になります。

公認心理師 2018-31

2018年09月24日月曜日

生後6か月までの乳児が示す発達的特徴に関する設問です。
不適切なものを選ぶ問題ですね。

個人的には子育ての経験で解きました。
理論上知っていても、やはり実体験は論より強しです。
しかし、正常発達か否か、正常発達であっても凸凹がある場合、を踏まえると、やはりきちんと把握しておくことが大切だと思います。

公認心理師 2018-30

2018年09月24日月曜日

公認心理師法に定める内容について、誤っているものを1つ選ぶ問題です。

公認心理師法に関する問題、あまり多くありませんでしたね。
この問題を解くために必要なのは、刑罰に関する知識という問題でした。

公認心理師 2018-29

2018年09月24日月曜日

職場における心の健康づくりに関する設問ですね。

厚生労働省は、労働安全衛生法第70条の2第1項の規定に基づき、同法第69条第1項の措置の適切かつ有効な実施を図るための指針として「労働者の心の健康の保持増進のための指針」を出しています。

公認心理師 2018-112

2018年09月24日月曜日

「労働者の心の健康の保持増進のための指針」のなかで、労働者への教育研修及び情報提供の内容を問うものです。

指針の内容を細かく把握していることが求められますね。

公認心理師 2018-28

2018年09月23日日曜日

産業保健に関する基本的知識について問う設問です。
単純に知っているか否かを問う問題ですね。

公認心理師 2018-27

2018年09月23日日曜日

特別支援教育に関する制度的な設問です。
適切に解いていくには複数の法律・通知を把握しておかなければならないので、結構大変な印象でした。

公認心理師 2018-26

2018年09月23日日曜日

パニック障害に最も伴いやすい症状を選択する問題です。
「最も伴いやすい」なので、伴うことがあってもその頻度が少なければ誤答になる可能性がある問題ですね。
ここの内容は、コメントいただいた方とのやり取りで思ったことです。

公認心理師試験に限らず、試験全般で重要なのは「問題文をよく読むこと」だと思います。
今回の公認心理師試験では、問題文に「正しいものを選びなさい」と「最も適切なものを選びなさい」の2つの表現が大半を占めていました。
これらの違いを考えてみましょう。

公認心理師 2018-24

2018年09月22日土曜日

パーキンソン症状が出現しやすい疾患を問う問題です。
主に認知症の症状理解ということになるかと思います。

アルツハイマー病やパーキンソン病は「神経変性疾患」と呼ばれ、神経細胞の中で特定の神経細胞群が選択的に徐々に脱落し、認知機能障害と運動機能障害を呈する疾患の一群を言います。
今日は近くの医学部図書館に行き、解説を作ってきました。
すぐ近くに資料があると捗りますね。

さて、黙々と解説を作っていますが、時折頂けるコメントで私が気が付かなかったところ、知らなかったところをご指摘頂くことがあり、とてもありがたく思っております。
わからない状態は緊張感が生じますが、それがわかった時の解放感は心地よいです。

というわけで、とり急ぎお礼まで。

公認心理師 2018-33

2018年09月20日木曜日

せん妄の発症リスク因子でないものを選ぶ問題です。
どういったことによってせん妄が生じやすいかを問われています。
主にこちらを参考に解説を作成しました。

公認心理師 2018-10

2018年09月20日木曜日

成人の脳波に関する問題です。
脳波に関する基本的事項から、認知症で増加しやすい波形まで把握しておく必要があります。
主に「臨床脳波学 第6版」を参照にしました。

公認心理師 2018-23

2018年09月20日木曜日

こちらの設問は、「学習性無力感」が日常的にはどのような体験なのかを示せるか否かを問うものです。
と言っても、それほど難しく考える必要はなく、どういった経緯でこの概念が提唱されたかを知っておくで解くことが可能です。

公認心理師 2018-22

2018年09月20日木曜日

ある説明を提示し、それに合致する概念を選ぶ問題です。
今回の公認心理師試験では少ないタイプの設問形式だったかなと思います。

設問にあるのは「自分の特定の行動を成功裏に遂行できるという感覚や信念を表す用語」です。
これと合致するものを選びましょう。

公認心理師 2018-21

2018年09月19日水曜日

中途障害者の障害受容に関する問題です。
中途障害者とは、人生の途中で脳血管性障害、難病、交通事故などで障害をおった方という意味ですね。

問77の選択肢②について

2018年09月19日水曜日

以前の記事でも述べましたが、産業カウンセラーとしての対応に関する問77についてです。

以前の記事を読んでいただければわかるとおり、選択肢②と選択肢④のいずれを選ぶかが難しいところだと考えられます。
(選択肢⑤は正しい内容と判断して差し支えないかと思います)

選択肢④については、どういった理由で選ぶことにためらいがあるかは述べました。

公認心理師 2018-19

2018年09月19日水曜日

ひきこもり支援に関する問題です。
主にひきこもりに関連する福祉サービスの内容を問うものになっていますね。

公認心理師 2018-18

2018年09月18日火曜日

ケース・フォーミュレーションについての問題です。
機能分析と並べてブループリントでは記載されていましたね。
「精神医療・臨床心理の知識と技法」に詳しく乗っていたので、引用しながら解説していきます。

公認心理師 2018-17

2018年09月17日月曜日

P-Fスタディの問題です。
普段使っている方ならば間違えないだろうという内容になっています。

解説を作ることの良し悪し

2018年09月17日月曜日

以前、臨床心理士資格試験のある年度の過去問の全解説を作ったことがありました。
教え子や後輩に向けて、役立つ資料の提供という目的でしたが思わぬ弊害がありました。

それは、学生が解説以上のことを調べようとしなくなったということです。
もちろん全員とは言いませんが、多くの学生がそのような反応を示しました。

公認心理師 2018-16

2018年09月17日月曜日

バウムテストに関する問題です。
各心理査定については、どの程度出題されるのか不透明でしたが結構出ましたね。
これは来年度以降の受験においても、一つの指針になるでしょう。

臨床心理士でもバウムテストについては頻出と言ってもよい(平成3年~26年の間で8回出題。公開されていないものを含めれば、2年に1回以上は出ているのでは)でしょうが、公認心理師試験では、より踏み込んだ内容の出題となっていました。

公認心理師 2018-69

2018年09月16日日曜日

スクールカウンセラーに相談してきた、40歳男性小学校教諭へのアプローチに関する設問です。
「まず行うべきもの」という文言が入っているのが気になるところです。

公認心理師 2018-152

2018年09月16日日曜日

産後の若い母親に支援を行っている訪問スタッフへの助言に関する問題です。
意見が割れやすそうな問題だと思います。

公認心理師 2018-15

2018年09月15日土曜日

エリクソンのライフサイクル論についての設問です。
基本的な内容から、凝ったものまで幅広く、という印象です。
さすがに「青年期の課題は○○である」のような単純な問題は出ませんでしたね。

公認心理師 2018-118

2018年09月15日土曜日

こちらは原因帰属に関する問題です。
以前にも記事にしました、ワイナーの原因帰属理論を元にした問題です。

選択肢③と選択肢④のいずれが適切かの根拠を見つけられずにおりましたが、コメントにて適切な情報をいただきました。
それをもとに修正させていただきました。

公認心理師 2018-14

2018年09月14日金曜日

集団思考に関する問題です。
集団思考というと分かりづらいですが、リスキーシフトやコーシャスシフトなどが有名かもしれないですね。

長い道のり

2018年09月14日金曜日

公認心理師の解説を作っていますが、5日間で18問ですから、すべて解説し終るのに単純計算で50日…。
下手したら先に結果が出てしまいますねー。

臨床心理士を受験される方々は、気を抜く暇もなく、という感じでしょうか。
お互い頑張りましょう。
ここの解説には誤りがあります。
改めて正しい解説を別記事として作成します。


産業カウンセラーとしての対応を問う問題です。
かなり難しい問題だったなと思います。
なお、適切なものを2つ選択する問題になっております。

公認心理師 2018-13

2018年09月14日金曜日

社会的認知のバイアスに関する問題です。
こちらは直前に臨床心理士資格試験の過去問(H29-4)でやっていたので、ちょっと安心して解くことができました。

公認心理師 2018-12

2018年09月14日金曜日

児童虐待の基本的内容や、近年の統計について問う問題です。
明らかな誤りがありますので、比較的解きやすい問題だったと思われます。

公認心理師 2018-11

2018年09月14日金曜日

大脳皮質の機能局在に関する問題です。
一つひとつ覚えても、一つひとつ記憶から抜けていくという、個人的には苦手な領域です。

公認心理師 2018-9

2018年09月12日水曜日

パーソナリティの特性論に関する問題です。
今回の試験では、「○○はどれか?」という単に知識を問う問題が少なかったように思いますが、本設問は知識を問うているものでしたね。

公認心理師 2018-136

2018年09月12日水曜日

実験デザインに関する問題です。
設問の内容から実験計画の問題点を適切に導けるかが重要になります。

公認心理師 2018-8

2018年09月12日水曜日

心理検査についての問題です。
ブループリントには、各心理検査の名前は載っていませんでしたが、やはり細かく出題してきましたね。

公認心理師 2018-7

2018年09月12日水曜日

条件づけに関する問題ですね。
問われているのは条件づけに関する基本的用語の意味です。

公認心理師 2018-44

2018年09月12日水曜日

サリヴァンの「関与しながらの観察」概念についての設問です。
日本には中井久夫先生のおかげで、非常に優れた日本語でサリヴァンを読める幸せがあります。
そこからの引用を中心に解説していきましょう。

公認心理師 2018-6

2018年09月11日火曜日

記憶の系列位置効果に関する問題です。
系列位置効果について知っているのは前提で、より細かい部分が出題されていました。

公認心理師 2018-5

2018年09月10日月曜日

こちらの問題は行動理論のオペラント行動研究についての歴史を問う設問です。
比較的単純な問題だったと言えますね。
ここの解説には誤りがあります。
改めて正しい解説を別記事として作成しましたので、そちらも併せてご覧ください。

こちらの問題は、個人的には設問が間違っているのではないかと思っています。
問題文の「不適切なものを1つ選べ」ではなく、本来は「適切なものを1つ選べ」だったのではないかと感じます
理由については以下の通りです。

公認心理師 2018-4

2018年09月10日月曜日

森田療法の問題ですね。
意外と日本の心理療法について出たので嬉しいやら、解く側としては困ったものやらです。
ここの解説には誤りがあります。
改めて正しい解説を別記事として作成します。

リクエストをもらったので、午後に実施した問82の解説を行います。
この問題の解説を優先的に、とご希望がある方は本ブログウェブバージョンの「コメント・質問など」からお送りください。

公認心理師 2018-139

2018年09月10日月曜日

15歳の男子A、中学3年生の事例です。

事例の内容は以下の通りです。
  • Aは不登校と高校進学の相談のため教育相談室に来室した。
  • Aはカウンセリングを受けることに対して否定的であった。
  • 「カウンセリングに行かないと親に小遣いを減らされるので来た。中学に行けないことについてはもう諦めている。通信制高校に進みたいが、親が普通高校へ行けと言うので頭にくる。毎日一人で部屋で過ごしているのは退屈なので友達と遊びに行きたいが、自分からは連絡できない」と言う。
  • 実際には、中学校の生徒に見られることを恐れて、近所のコンビニにも行けない状態だった。
作業同盟を構築するためのカウンセラーの最初の対応として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。

解答速報について

2018年09月10日月曜日

さまざまなサイトで解答速報が出ていますね。
私も自分の解答と見比べてみましたが、合致するところしないところがあります。
(当然ですが…)

このブログでは、私が自分なりに納得いく形のものを出していこうと思います。
出題順にしていこうと思っていましたが、気分が乗る問題から取り組んでいきます。

公認心理師 2018-3

2018年09月09日日曜日

14歳の女子A、中学生。
摂食障害があり、精神科に通院中である。
最近、急激にやせが進み、中学校を休みがちになった。
Aの母親と担任教師から相談を受けた公認心理師であるスクールカウンセラーが、Aの学校生活や心身の健康を支援するにあたり、指示を受けるべき者として、最も適切なものを1つ選ぶ問題です。

公認心理師 2018-2

2018年09月09日日曜日

緊急一時保護の判断を問う問題です。
厚生労働省のページに明確な根拠がありました。

公認心理師 2018-1

2018年09月09日日曜日

サイコロジカル・ファーストエイドの活用場面を選ぶ問題です。
この分野は複数出ましたね。
やはり緊急支援は重要な領域と認識されているのでしょう。

公認心理師資格試験の解説作成

2018年09月09日日曜日

こんばんは。
今日の公認心理師試験、お疲れさまでした。
これからしばらくは、試験問題の解説を作っていきます。

ご指摘などあれば、コメントいただけると幸いです。

P-Fスタディ

2018年09月07日金曜日

P-Fスタディでは、細かな記号があるので、それを押さえておきたいと思います。

P-Fスタディにおける攻撃性は、社会に適応するために適度に必要な自己主張という受け止めが大切だそうです。
パニック症に関する設問が昨年度の臨床心理士試験に出てました。
DSM-5に関する設問ということでしたが、中身としてはそれ以外についても問われていました。
以下のようにまとめます。



診断基準


A:繰り返される予期しないパニック発作。
パニック発作とは、突然、激しい恐怖または強烈な不快感の高まりが数分以内でピークに達し、その時間内に、以下の症状のうち4つ以上が起こる。

  1. 動機、心悸亢進、または心拍数の増加
  2. 発汗
  3. 身震いまたは振え
  4. 息切れ感または息苦しさ
  5. 窒息感
  6. 胸痛または胸部の不快感
  7. 嘔気または腹部の不快感
  8. めまい感、ふらつく感じ、頭が軽くなる感じ、または気が遠くなる感じ
  9. 寒気または熱感
  10. 異常感覚(感覚麻痺またはうずき感)
  11. 現実感消失(現実ではない感じ)または離人感(自分自身から離脱している)
  12. 抑制力を失うまたは「どうかなってしまう」ことに対する恐怖
  13. 死ぬことに対する恐怖


B:発作のうちの少なくとも1つは、以下に述べる1つまたは両者が1ヵ月以上続く。

  1. さらなるパニック発作またはその結果について持続的な懸念または心配(例:抑制力を失う、心臓発作が起こる、「どうかなってしまう」)。
  2. 発作に関連した行動の意味のある不適応的変化(例:運動や不慣れな状況を回避するといった、パニック発作を避けるような行動)。


その他の項目

  • アメリカにおけるパニック症のは少年例の中央値は20歳~24歳である。
    小児期の発症も少数あり、45歳以上の発症も稀だが見られる。
  • パニック発作の頻度と重症度には大きな変動がある。
    週に1回の発作が一時的に数カ月起きたり、頻回の発作が毎日起こるが、その後の数カ月は全く起こらなくなったり、それらを繰り返すなど安定しない。
  • パニック症への洞察的心理療法の目的は「心理的葛藤に関する、本人の洞察を促すこと」にある。

解決志向アプローチでは、特異な質問が用いられます。
ちょうど臨床心理士の過去問にも出ていたので、その内容を記します。
アダルト・アタッチメント・インタビュー(AAI:Adult Attachment Interview)は成人の語りに基づいてアタッチメントを測定・分類する半構造化面接法です。

Mainを中心とするBerkleyでの研究において、測定された子どもの愛着の個人差が養育者側のどのような要因によるのかを検討する試みの中で開発されました。

成人のアタッチメント表象を評価するための標準的な方法として、世界中で用いられており、近年では臨床におけるアセスメント・ツールとしても広く使われるようになってきているそうです。
統合失調症におけるドーパミン仮説は、基本的なところを押さえておきたいですね。
神経伝達物質であるドーパミンは、快情動に関与し、報酬効果を持つとされています。

信頼性と妥当性

2018年09月07日金曜日

臨床心理士資格試験では頻出の「信頼性」「妥当性」ですが、ブループリントにはその項目の記載はありません。
しかし、やはり押さえておくべきポイントだと思うので、まとめておきます。

認知バイアス:臨床心理士 H29-4

2018年09月07日金曜日

日頃の意思決定や認識には様々なバイアスが働いていますが、人間の脳には限界があるので、簡便な情報処理では認知的バイアスが働くことになります。

人が持ちやすいバイアスを知っておくことは大切ですね。
平成29年度の臨床心理士試験問題(問題4)で出題されていた内容です。

非常に基本的な統計学的な誤り、社会的帰属の誤り、記憶の誤り(虚偽記憶)など人間が犯しやすい問題などが含まれます。
そのため認知バイアスは、事例証拠や法的証拠の信頼性を大きく歪めることになるなど、関係領域は広い概念ですね。

新行動主義

2018年09月07日金曜日

臨床心理士の資格試験にもよく出題される新行動主義についてまとめます。

ワトソンの行動主義に影響を受けて、それを発展させようという流れで「新行動主義」が生まれました。
Mick Cooperの訳書が出版されておりますが、その中に「ランバートのパイ」が載っています。
一時期、村山正治先生がこちらの書籍を熱心に紹介されていました。

負の相補性

2018年09月07日金曜日

ブループリントに載っている項目について、たいていは「聞いたことあるけど、説明できない」という感じですが、聞いたこともない概念もいくつかあります。
今回の「負の相補性」はその一つです。
以前、食行動障害および摂食障害群について記載しましたが、DSM-5になり重症度をBMIで判定するようになりました。

ジョブコーチ、福祉事務所

2018年09月05日水曜日

ここではジョブコーチと福祉事務所についての正確な知識をまとめていきます。
ちょっと曖昧になりやすいので注意が必要かなと。

児童福祉施設の種類と役割

2018年09月05日水曜日

児童福祉施設はたくさんあるので、きちんと覚えておくのが難しいなと感じます。
間違えやすいですが、出しやすくもある領域だと思うのでまとめておきます。

生活保護制度

2018年09月04日火曜日

生活保護法がブループリントにも載っていましたね。
重要そうな点をまとめていきたいと思います。

障害者雇用のルール

2018年09月04日火曜日

障害者雇用のルールですが、細かいところまでなかなか把握しきれませんね。
重要そうな点だけまとめておきました。
ゲシュタルト心理学で有名なヴェルトハイマーが示した「群化の法則」とは、図として知覚したものがまとまりをもって現れることを指します。
ちなみに群化の法則は「プレグナンツの法則」とも言います。
ウィングは、娘さんがASDだったことをきっかけに、その研究に携わりました。
ASDについては、臨床的にも試験的にも重要なテーマだと思うので、しっかり覚えておきたいところです。

障害者の就労:A型とB型

2018年09月04日火曜日

よく障害者の就労のことを話すときに、A型とかB型という言葉を耳にすると思います。
これらを簡単にまとめていきます。

医療観察法

2018年09月03日月曜日

正式名称は「心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律」です。
※「心神喪失等」には、心神喪失と心神耗弱(こうじゃく)が含まれています。

自律訓練法

2018年09月03日月曜日

調べてみたら、意外と知らないことが多かった自律訓練法です。

自律訓練法は自己催眠を用いた心理療法で、シュルツ,J.H.が開発しました。
(シュルツ→じゅるつ→自立、で覚えましょう)
重要な概念等は以下の通りです。


◎受動的注意集中

「両手が重たい」「両手が温かい」といった感覚は、あくまで受動的に感じるようにする。


◎言語公式

いつも同じ言葉を使うことで暗示効果が高まり、自己催眠に入りやすくなる。

公式は以下の通り。疾病によっては公式を省くことも。心臓疾患は3を省く等。
 第1公式(四肢の重感):手足が重たい
 第2公式(四肢の温感):手足が温かい
 第3公式(心臓調整) :心臓が静かに打っている
 第4公式(呼吸調整) :楽に呼吸している
 第5公式(腹部温感) :お腹が温かい
 第6公式(額涼感)  :額が心地よく涼しい

姿勢には、仰臥姿勢、単純椅子姿勢(丸椅子)、安楽姿勢(背もたれ椅子)がある。

DPAT:災害派遣精神医療チーム

2018年09月03日月曜日

東日本大震災における精神科医療チームの活動から定義づけられたのが「DPAT」です。

厚生労働省では災害時こころの情報支援センター等と相談し、DMATの名称や活動要領を参考に、災害派遣精神医療チームの名称や定義を定めることとし、平成25年4月1日に厚生労働省からDPAT活動要領(厚生労働省社会・援護局精神・障害保健課長通知)を発出しました。

精神科で使用される薬剤

2018年09月02日日曜日

薬の知識については、得意不得意が分かれるところかなと思います。
ここでは、精神科で使用される薬剤について簡単にまとめていきます。
病理別に、薬剤名と主な副作用を示します。
書き方としては「一般名(主な商品名):副作用」とします。

文章完成法テストについて

2018年09月02日日曜日

SCTについてですが、臨床心理士の過去問でも意外と間違えやすい点があります。
箇条書きにしますと…

Banduraの観察学習

2018年09月02日日曜日

バンデューラといえば「観察学習(モデリング)」ですね(他には自己効力感などがありますが)。

観察学習は、大人が人形を攻撃する場面を見せて、その後の大人への対応(報酬を与えられる、怒られる)によって群を分け、子どもがどのような行動を取ったか、という研究内容だったと記憶しています。

バンデューラは、以下のように結論付けました。
①当時の理論では、怒られた群の模倣行動が少なくなることが説明できない。
②必ずしも強化は必要ないが、「強化の期待」が重要である。

順向抑制と逆向抑制

2018年09月02日日曜日

ややこしいシリーズでやっていこうと思います。
記憶の抑制効果についてです。
まず用語の解説としては以下の通りです。

第一種の過誤と第二種の過誤

2018年09月02日日曜日

仮説検定の領域でごっちゃになりやすいのが、第一種の過誤と第二種の過誤だと思います。
きちんと弁別しておくことが大切ですね。

労働者派遣法の3年ルール

2018年09月01日土曜日

あんまり法律については手広くやりすぎてもキリがないですが、社会的なテーマになりやすいことくらいは知っておこうかなと思います。
ここでは、労働者派遣法の3年ルールについてまとめていきます。


元々はずっと働くことができていた

  • 労働者派遣法改正前であれば、「ソフトウェア開発」、「秘書」、「事務用機器操作」などの「専門26業務(現在は28業務)」であれば派遣期間の制限がなく、派遣先企業と派遣社員が希望すれば同じ派遣先企業で同じ仕事をずっと続けることが可能だった。
    (専門26業務に含まれない業務は「自由化業務」として、原則1年(最長で3年)の派遣期間の制限あり)


法律の改正

  • 2015年9月の労働者派遣法改正後は、専門26業務の期間制限がない仕組みが見直され、「業務」単位ではなく、すべての業務で働く派遣社員「個人」単位の期間制限ができた。
  • この「個人単位」の期間制限は3年が限度のため「人で3年ルール」といわれている。


3年目以降については、企業が以下の「雇用安定措置」を取ることになる。

  1.  派遣先への直接雇用の依頼
  2. 新たな派遣先の提供(合理的なものに限る)
  3. 派遣元での(派遣労働者以外としての)無期雇用
  4. その他安定した雇用の継続を図るための措置


「人で3年ルール」の適用外は以下の通り。

  • 人条件:派遣会社に無期雇用されている人
  • 人条件:60歳以上の人(65歳じゃないから注意!)
  • 仕事条件:期限がはっきりしている有期プロジェクト
  • 仕事条件:日数限定業務(1ヶ月の勤務日数が、通常の労働者の半分以下で10日以下)
  • 仕事条件:産前産後休業、育児休業、介護休業等で休業している人の代わりの場合


このルールで何が起こるのか?

  • 派遣先企業としたら「長く働いてもらいたいけど、直接雇用するのは制度や人件費の関係で難しい」となり、派遣元企業としたら「自社での無期雇用契約は制度整備をしないとできない」となる。
  • この法律が実施されるのは2018年9月30日以降なので、この時期までに雇い止めが発生してしまうこともかなり考えられる。


労働契約法第18条(5年ルール)についても知っておこう

  • 労働契約法改正で、派遣・契約社員などの有期雇用契約を結ぶ労働者は、5年以上同一業務を行った場合無期雇用契約に転換することが可能になった。
  • 企業は労働者から無期転換への申し出があった場合、拒否することはできない。
  • 無期雇用に切り替えれば定年までの雇用が安定するだけでなく、3年ルールの例外に該当するので、派遣期間の制限がなくなる。
  • 無期転換が実施されるのは2018年4月1日以降だが、実施に向けてすでに雇い止めが発生している企業もある。


クーリング期間について

  • 労働者派遣法に基づく派遣可能期間にも、労働者契約法に基づく無期雇用転換ルールにも、例外としてクーリング期間というものが存在する。
  • 一時的に雇用契約を解除された場合は契約年数の数え方が変わるクーリングが適応される。
  • 無期転換を避けるためにクーリング制度を利用することは違法になる可能性がある。
  • 派遣可能期間のクーリング期間:3ヶ月
  • 無期転換ルールのクーリング期間:最大6か月

協議離婚、調停離婚、裁判離婚

2018年09月01日土曜日

仕事でDV被害者に会うこと、シェルターに避難された方と関わることがありますが、離婚の種類についてもキチンと知っておくことが重要ですね。
反抗挑戦性障害、素行障害、反社会性パーソナリティ障害は、ひとくくりにして覚えておいた方が良いように思います。
そちらの方が覚えやすいような気もします。
里親専門相談員、家庭支援専門相談員など、福祉には様々な相談員の方がおられますが、それぞれの役割を把握しておくことが、公認心理師法第42条的にも重要でしょう。
ここでは家庭支援専門相談員についてまとめます。

里親支援専門相談員

2018年09月01日土曜日

スクールカウンセラー先のSSWの方が里親支援専門相談員をしているのですが、里親支援を行う、ということ以外の役割についてキチンと把握していないなと感じます。
分かる範囲でまとめると以下の通りです。

安全配慮義務について

2018年09月01日土曜日

産業系については、聞きなれない用語も多かったり、聞いたことがあってもキチンと理解していないことが多く、一つひとつやっつけていかないとな、と思ってます。
今回は、安全配慮義務についてです。


【概要】


安全配慮義務とは「労働者がその生命、身体等の安全を確保しつつ労働することができるよう、使用者において配慮する義務」のことです。

  • この安全配慮義務は、民法に規定はありませんが、判例法上認められてきた。
  • 労働契約の内容として具体的に定めていなくても、労働契約を結ぶことに伴って、使用者は、労働者がその生命、身体等の安全(心身の健康を含む)を確保しつつ労働することができるよう、必要な配慮をすべきこととされている。
  • 過去の判例(陸上自衛隊事件、川義事件など)からも、上記は確立した考えとなっており、使用者が義務を怠り、労働者に損害を生じさせた場合、その損害を賠償しなければならない。
  • この損害賠償は、労災認定による補償と並行して請求されることがあります。



【労災認定】


労災認定には、通常以下の3条件がある場合に該当します。

  1. 予見の可能性:損害の発生が予見出来ること。使用者が予見していなくとも、予見出来ると認定できる場合を含む。
  2. 結果回避義務を果たさなかった。
  3. 因果関係があること。


平成21年3月施行の労働契約法第5条において明文化が図られました。
以下のような判例がそれを示します。

  • 過労死に関する判例:システムコンサルタント事件(最高裁平成12年10月13日)
  • 過労自殺に関する判例:電通事件(最高裁平成12年3月24日)



【使用者の必要な配慮】



  • 労働契約法第5条の「必要な配慮」とは、一律に定まるものではなく、使用者に特定の措置を求めているわけではないが、労働者の職種・労務内容・労務提供場所などの具体的な状況に応じて、必要な配慮をすることが求められています。
  • したがって、安全配慮義務が求める「必要な配慮」は、労働安全衛生法などの労働安全衛生関係法令を守るということだけでなく、より広範囲の「必要な配慮」が必要といえます。

態度に関する概念を簡単に

2018年09月01日土曜日

社会心理学には態度に関する概念が数多くあります。
パッと思いつくのを簡単にまとめておきます。
主に臨床心理士資格試験に出たものが中心になるのかな、と思います。
発達検査に関する問題で出されやすいのが、保護者からの聞き取りがOKかNGかという点です。
検査ごとに覚えておくのも良いのですが、聞き取りがありの検査となしの検査をまとめておこうと思います。

About Me

小学校~大学までの教育領域で臨床活動をしています。また10年以上、臨床心理士資格試験対策の勉強会に携わってきました。
このブログでは公認心理師および臨床心理士の資格試験に向けた内容をアップしていきます。時々、コラムや読書録なども。

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