身体の器官の構造と機能

2018年08月29日水曜日

公認心理師試験の中で、臨床心理士にとって馴染みのない項目の一つが「人体の構造と機能及び疾病」ではないでしょうか。

個人的にもどう対処して良いものやら、という感じでしたので色々調べてみました。
この項目、精神保健福祉士・社会福祉士の試験項目として備わっているようです。
そこで過去問をざっと見直して、ポイントらしきところをまとめてみました。



◎血液


  • 血液は血漿(けっしょう:約55%)と血球(訳45%)から組成されている。
  • ヘモグロビンは血液中の赤血球に含まれ、酸素の運搬に関わる。
  • 赤血球数、ヘモグロビンの濃度は、貧血の指標として重要である。

◎呼吸器

  • 横隔膜が吸気時に収縮すると、胸膜腔の内圧が低下するため肺が膨らむ。
  • 横隔膜の収縮によって行われる呼吸を腹式呼吸、肋間筋の収縮によって行われる呼吸を胸式呼吸という。
  • 呼吸は、外気から酸素を取り込み、二酸化炭素を血液中から体外に排出する「外呼吸」と、身体の末梢組織で酸素と二酸化炭素とのガス交換を行う「内呼吸」から成る。
  • 右肺は3つの肺葉から、左肺は2つの肺葉から成る。

◎循環器

  • 右心房と右心室の間の弁は三尖弁という。
  • 左房室弁は僧房弁と呼ばれる。
  • 上大動脈と下大静脈は右心房に開口する。
  • 動脈は心臓から出ていく血液を通す血管、静脈は心臓に血液を戻す欠陥である。
  • 動脈血は酸素が多く二酸化炭素が少ない血液であり、静脈血は二酸化炭素が多く酸素が少ない血液である。
  • 肺静脈は肺でガス交換後の血液である、動脈血が流れる。
  • 頚動脈は体表から触知可能である。

◎消化器

  • 気管は食道の前方に位置する。
    (よく救急救命の場面で、ボールペンを喉に刺して呼吸をできるようにしています。あれは気管の方が前方に無いと無理ですよね)
  • 咽頭には蓋があり、食べ物や飲み物を飲みこむ(嚥下)ときには反射的に閉じて、気道に物が入る(誤嚥)のを防いでいる。
  • 大腸は盲腸、結腸、直腸に分かれており、小腸は空腸と回腸に分けられる。
  • 吐血とは、食道から口腔を通じて血液を排出することであり、喀血とは肺や気管支を出血源とするものである。

◎神経系

  • 脳死とは、脳幹(延髄、橋、中脳、間脳を合わせた脳の部位)を含めた脳全ての機能が不可逆的に回復不能な段階まで低下し、回復不能と診断された状態である。
  • 脳死と判定されるのは、①深昏睡、②瞳孔が固定し、瞳孔径が左右とも4mm以上であること、③脳幹反射の消失、④平坦脳波、⑤自発呼吸の消失、のいずれもが確認された状態である。
  • 単麻痺とは一肢の麻痺、対麻痺とは両下肢の麻痺、片麻痺とは身体の半身の麻痺、四肢麻痺とは両上下肢の麻痺を指す。片麻痺は、脳梗塞や脳出血などの後遺症として起こる頻度が高い。

◎筋・骨格

  • 筋組織は、骨格筋、心筋、平滑筋の3種類に分けられる。
  • 骨格筋は運動神経の支配を受け、随意に収縮・弛緩が可能である。
  • 心筋と平滑筋は、運動神経との結合がないため、随意に動かすことができない。
  • 椎骨は、頸椎7個、胸椎12個、腰椎5個、仙椎5個、尾椎3~5個に分けられる。
  • 声帯の障害は、発生に障害をきたす。



Share /

2 件のコメント

  1. 糖尿病 と アルツハイマー型認知症 は関連が指摘されている。
    アリセプト(ドネペジル)だけが保険適用ではない。

    返信削除
  2. コメントありがとうございます。

    確かに糖尿病を有していると、アルツハイマー型認知症・脳血管性認知症と共に2~4倍のリスクが高まるとのことです。ご指摘ありがとうございます!

    アリセプトですが、アルツハイマー型とレビー小体型については保険適用がされております。
    知りませんでしたが、適用が難しい患者さんの特徴などもあるようですね。
    ご指摘を受けて調べさせていただきました。

    ご指摘を受けることで、こうやって調べる機会が増えるので助かります。
    ありがとうございました。

    返信削除

About Me

小学校~大学までの教育領域で臨床活動をしています。また10年以上、臨床心理士資格試験対策の勉強会に携わってきました。
このブログでは公認心理師および臨床心理士の資格試験に向けた内容をアップしていきます。時々、コラムや読書録なども。

Followers

CONTACT

名前

メール *

メッセージ *

© 公認心理師・臨床心理士の勉強会
designed by templatesZoo